地球は生きている…

今日母が一本のビデオテープを持ってウチへやって来た。
（リング…ではありません！）
「ねーねー、これ、懐かしいでしょ？！」と言って見せてくれたものは、
小松左京原作の「日本沈没」…。草彅くんと柴崎コウのそれではなくて、
私がまだ小学生だった頃に製作されたバージョンでした。
新作のように特殊効果やコンピューター・グラフィックでない分、
妙にリアルで、改めて、普通に生活しているこの今の環境がどれだけ貴重で、
そして奇跡の塊であるんだという事を痛切に思いました。

ここ1週間ほどの間に、九州で1度、北海道では2度も竜巻が起こって、
誰かの大切な人の命が奪われて、生活も失って、
森林伐採や宅地造成は勿論、地球温暖化で暖かい冬となり、冬眠をしないクマが
人里にまで現れているという現実は、ニュースで聞いたり見たりだけでは
何か映画か何かのようで、普段はピンと来ないのが私たちの一番の悪なのかも
知れない、とつくづく思ったのでした。
オリジナルバージョンの「日本沈没」には。当時の東大の地震研究の権威である
偉い先生が出演されていて、日本列島が沈没する「しくみ」について
語っています。
私たちが住むこの地球は、半熟のゆで卵…という表現をされているのですが、
玉子の殻にあたる部分に私たちは暮らし、その殻の下は、半熟の白身部分が黄身を
中心に絶えず移動をしているのだそうです。
その移動こそが、地殻変動という訳だそうです。言うなれば、
私たちは「自然」という、奇跡的、絶妙なバランスの上に生活をしているという事になるのでしょうが、二酸化炭素の排出に核実験、戦争が、その「絶妙なバランス」を土足で踏み蹴散らしているという事なのでしょう。
人間は「便利」さを求めていく以上、そこに科学の発展は切っても切れないもの。
ある時は、自然との共存を試みながらも、一方で、その自然との闘いも
避けられなかったりもするのでしょう。
私たちに必要なのは、具体的な策をまず絞り出してもらおうと、専門分野の方達に
すべてを委ねておいて、事が起こったときにうろたえたりするのではなく、
常に、「私の孫の孫のその孫の為に…」と考え続けていくことが大切だなぁと
思ったのでした。小さなことこそ大事、
そう言えば、昔亡くなった祖母によく言われたっけ…「小事が大事」と。





日本沈没 スタンダード・エディション　3990円

ホーム…

サイキン　オデアイ　シタ　イヤシノ　1キョク。。。
マイケル・ブープレの「ホーム」。



michael Buble マイケル・ブープレ/イッツ・タイム　


ダーリンが深夜のお仕事（ラジオのＤＪなんです）で、
子どもたちも寝静まって、家中がひっそりとした頃、
この曲を聴きながらカフェオーレ大会（たった一人でね）したり、
今季のファッションリサーチしながら聴いてます。
誰にでも帰るべき家がありますよね、故郷・実家だけでなく、
たとえばそれが、思い出の場所であったり、また物質的なものではなくって、
心の中の何かであったり。
私にとっての「ホーム」は幼い頃、父がまだ健在だった時に
家族で車に乗って何処かへお出かけするシーン。
また、辺りが真っ暗になって父の運転する車の後部座席で
遊び疲れた私たち姉妹３人が団子になって眠っているんだけど、
大抵、途中で私が目を覚ます。
覚ますと、ハンドルを握る父が助手席の母と何やら楽しそうに
「大人の会話」してるんですよね。
このマイケル・ブープレの「ホーム」を初めて聴いた時に
幼かったあの頃から以後、経験した親との衝突や葛藤（大抵は私の
子供じみた考え）、社会に出て揉まれて忘れてしまっていた、
このシーンが蘇ってきました。
そう、確かに私は子供だったんだ！って
当たり前のことが、すごく貴重で新鮮で、鮮明に脳裏に浮かびました。


マイケル・ブープレの「ホーム」を聴いてあなた自身の「ホーム」を探してみる？

快眠のススメ

もうすぐ2歳になるというのに、
ウチの息子君はまだ乳離れが出来ていません；；
とーっても甘えん坊で癇癪持ちで、私の姿が見えないと
泣き叫びます。（本当に、虐待してるの？って勘違いされそうなくらいに）
なので断乳は諦めて、「卒乳」という方向へ転換しました。
ですが、やはり夜中や明け方にオッパイを求めて泣かれると、
正直、辛いです。
もうここ2年近く、熟睡出来てません。一度眠りについてから朝目覚めるまで
ずーっと眠れたってことが一度も無いのです。
そこで、最近私がはまっているのが、「アイス枕」。
そう、熱が出た時にしかお世話になったことがなかった、この「アイス枕」が
マイ・ブームなのです。
昔からよく、「頭冷やせ」なんて言いますけど、
寝ようと思っても明日の段取りや今日一日の事を振り返ってしまって
疲れているのになかなか寝付けない、やっと寝付けても夜中に息子に何度も
起こされたりする、そんな私には必需品です。
常に冷凍室に４つは冷やしています。
テレビだったか何だったかは忘れてしまったんですが、
なかなか眠りにつけない、熟睡出来ないのは、日中使った脳が
ヒート・アップしたまんま、クールダウン出来ていないんだそうです。
なので、後頭部にこのアイス枕を当てて脳を冷やすことで
心地よい睡眠に導いてもらえるのだとか。
そして、試してみるとこれが本当に心地よい。
もう究極の癒しでした。今では、日課のヨガの後に
「さぁ、おねんねの時間だよ〜！」と
私が号令を
かけると、上の娘が冷凍室から「アイス枕」を持ってきてくれたりする。